ハーフで英語できないは当たり前

  • 2022年8月27日
  • 2022年9月4日
  • 教育

ハーフだから英語が話せる?ハーフで英語できないは当たり前で、ハーフだから英語はできるようになるわけではありません。ハーフで英語できない芸能人、有名人やハーフだから英語が話せるという偏見についてまとめて掲載しています。

ハーフだから英語はできるようになるわけではない

結論をいうと、ハーフで英語できないは当たり前です。ハーフだから英語が話せるなんてことは全くありません。ハーフの方も英語を勉強して英語を話せるようになっています。ハーフで英語を話せないのは頭が悪いわけではなく、ハーフだから英語を話せるという考え方がそもそも間違いなのです。

ハーフで英語できない芸能人、有名人

ハーフで英語できない人は、芸能人や有名人にも沢山います。

  • ウエンツ瑛士
  • ダレノガレ明美
  • ベッキー
  • デニス植野
  • 副島淳
  • 滝沢カレン
  • アントニー
  • 木村カエラ

このことからも、ハーフだから英語を話せるようになるのは偏見だとお分かりいただけるでしょうか。

一番つらいのではと感じるのは、外見は外国人に見えるのに英語が出来ないというハーフの場合かもしれません。アントニーさんはアイ アム ジャパニーズ -これがハーフ芸人の生きる道-という本を出されています。

芸人の方なので、明るく面白くハーフの生きざまを描かれていますが、日本で黒人の外観の場合ご苦労が多かったのではと推測します。

副島淳さんも、一見すると外国人のいで立ちではありますが日本語しかできないそう。小学校時代は壮絶ないじめにも遭ったと告白されています。

見た目と話す言葉が異なるは珍しい事ではないのですが、単一民族の日本では、日本人の外見なら日本語が話せる、外国人の見た目なら英語や外国語話せる、日本語は不得意という偏見がまだまだあるのでしょう。海外育ちの子供には、日本人の外観でも日本人家庭で育っても日本語を話せない子供もいます。日本語を学び、日本語を話せるようになります。ハーフも同じです。家庭環境で、片親が外国人であっても家庭で話される言語は日本語の場合も多くあります。その場合、なぜ英語を話せるようになると思うのか逆に聞きたいくらいです。

ハーフでバイリンガルは努力の賜物

というわけで、ハーフで英語ができないというのは当たり前の事です。親が外国人ならその国の言葉が勝手に出来るようになるわけではありません。子供を傷つけてしまうのが「ハーフなのになんで英語できないの」「ハーフ英語が出来て当たり前」という勘違いです。ハーフだから英語が勝手にできてずるいなんてことは全くありません。英語も日本語もできるハーフが居たとしたら、それはその子の努力の賜物です。勝手に2つの言語力を身に着ける子供は居ません。ある程度までは親がサポートできますが、それ以上、もし完璧に2つの言葉を操るハーフのバイリンガルが居たとしたら「すごいね」とほめてあげて下さい。ハーフだから英語が出来るというのは偏見です。同じように帰国子女にも「海外に住んだなら英語が出来て当たり前」と言う人も見かけたことがありますがこれも偏見です。言語力はその国の人と一緒に暮らしたり、その国で暮しているだけでは見につきません。

ハーフで英語できないは当たり前の事です。