ママ友ドラマまとめ

  • 2022年8月30日
  • 2022年9月16日
  • 生活

「ママ友」というと「ママカースト」「マウンティング」などキャッチーなキーワードでその関係性が語られることが多いですね。ドラマでもママ友関係を取り上げた内容が増えてきました。ママ友関係を描いたおすすめドラマをまとめて一覧にしています。

名前をなくした女神

フジテレビ系列

放送時期:2011年4月~6月

出演: 杏、尾野真千子、倉科カナ、りょう、木村佳乃 ほか

幼稚園のママ友を舞台にしたドラマです。キャッチコピーは「ようこそ、ママ友地獄へ」です。ドラマ名の由来は「〇〇ちゃんママ」など自分の名前ではなく、子供の名前で呼ばれるようになることからきているそうです。このドラマは「ママ友地獄」のキャッチコピーの期待を裏切らないドロドロした関係が描かれているTHE「ママ友ドラマ」です。

お受験をめぐる複雑なママ友同士の心理やタワーマンションの階が低層階か高層階かによるカースト「タワマンカースト」も登場します。木村佳乃さん演じられるボスママ家庭の悩み、尾野真千子さんと旦那様である高橋一生さん家庭の演技、りょうさんとのママ友関係、倉科カナさんのコンプレックス、そして杏さんの家庭も……。あまり語るとネタバレになってしまうので控えますが「モラハラ」「セックスレス」などそれぞれの家庭のそれぞれの悩みとママ友関係がリアルに描かれています。活躍されている俳優さん子役が多く、豪華なキャストです。ママ友ドラマを楽しみたいひとにまず、おすすめできる1本です。

マザー・ゲーム~彼女たちの階級~

TBS系

放送時期:2015年4月~6月

出演:木村文乃、長谷川京子、貫地谷しほり、安達祐実、檀れいほか

木村文乃さん演じるシングルマザーが保育園に入れずセレブ幼稚園「しずく幼稚園」に入ることになります。その幼稚園のママ友関係を描いたドラマです。キャッチコピーは「この、小さな世界常識を破れ」です。ドラマのホームページにはボスママの壇れいさん、長谷川京子さん演じる「小田寺家」「矢野家」など各家庭の年収が書いてあり年収による「ママカースト」がはっきり描かれていました。各家庭の「モラハラ」「不倫」「お金」など事情、セレブママたちなりの悩み、苦しみが鮮明に描かれています。ドロドロ関係したドラマというよりは、キャッチコピー通りママ友関係の「常識を破れ」というようなドラマが好きな方におすすめです。

第2話 女の幸せは何で決まる?隠された素顔と母の涙

砂の塔~知りすぎた隣人

TBS系

放送時期:2016年10月~12月

出演:菅野美穂、松嶋菜々子ほか

他のママ友ドラマとは一味違い、松嶋菜々子さんと、菅野美穂さん家庭の展開がドラマの大筋です。キャッチコピーも「私は、家族を守れるのか」なので、ママ友関係よりは菅野美穂さんの家族の話がメインテーマのドラマのようです。ですが、ママカーストやタワマンカーストなどママ友関係が多く出てきます。菅野美穂さんがママ友関係に悩む姿や、カースト上位のボスママである横山めぐみさんから嫌がらせにあうシーンは辛くなるほどリアルでした。塔=タワーマンションという意味なのか「タワマンカースト」が中心のママ友関係を描いています。誰が何階だというやりとりはとてもリアルです。また、松嶋菜々子さんの美しさもドラマに欠かせない存在です。そしてネタバレになるので詳しく書きませんが、最後までドキドキしてしまうドラマです。

最終話 突きつけられた究極の選択!ふたりが最後に選ぶ未来

セシルのもくろみ

フジテレビ系

放送時期:2017年7月~9月

出演: 真木よう子、吉瀬美智子、長谷川京子、板谷由夏、伊藤歩ほか

他のママ友ドラマと違いこちらは働くママ達のママ友ドラマとなり、読者モデル(読モ)達のママ友関係を描いたドラマです。唯川恋さん原作の小説では真木よう子さん演じる宮地が読モとしての見た目も中身も変わっていくような展開でワクワク感がありました。ドラマでは初回から真木さんがとても綺麗で、そのワクワク感が軽減してしまった印象があります。しかし、実生活でもママとなっている女優さんが多く出演されていて、その辺がとてもリアルです。吉瀬美智子さんは本当に美しく、トップモデルの貫禄がありました。板谷さん家庭のリアルな描写や葛藤は、働くママとして心痛むシーンもありました。雑誌が舞台ですので華やかな撮影シーンやメイクなどのシーンも楽しめます。読モママ友のドロドロ関係を楽しみたい方におすすめです!

ママ友ドラマで予習?復習?

他にも「斉藤さん」や「美しい隣人」などママ友ドラマのジャンルに分類されるドラマもあるのですが、この記事で紹介した4本が「お受験」「ママカースト」「タワマンカースト」などママ友関係、夫婦関係のリアルな社会問題が描かれていると感じます。事実は小説より奇なり、本当のママ友はもっとドロドロしている関係もあります。その逆にとても関係性のよいママ友関係があるのもまた事実です。実際に巻き込まれている人には壮絶ですが、はた目から見ると興味深い「ママ友関係」だからこそ、ドラマで楽しみましょう。