サードカルチャーキッズ(TCK)の有名人は誰?日本の芸能人、有名人でサードカルチャーキッズとしての特徴が分かりやすいなと感じた有名人の方をまとめて掲載しています。
宇多田ヒカルさん
サードカルチャーキッズの有名人、芸能界には沢山いるのでしょうが、中でも日本人の両親の元、アメリカのニューヨーク生まれ、幼少期から東京とニューヨークを頻繁に行き来する中で過ごした宇多田ヒカルさんは典型的なサードカルチャーキッズだと感じます。
- アメリカでは日本人と言われ
- 日本ではアメリカ育ちと言われ
どこにアイデンティティがあるのかが揺らいだのか、テレビのインタビューで
どこにいてもアウトサイダー(よそ者)のように感じた
と言うような内容を話されていました。母国は日本なのか、アメリカなのかという中でアイデンティティが揺らいだ可能性が高いサードカルチャーキッズという印象です。日本でもない、アメリカでもない価値観で彼女は過ごしていたのでしょう。
Automaticという曲で日本で鮮烈デビューしたした際には「敬語が出来ない」という帰国子女あるあるのような事で批判を受けたとも聞きます。敬語が出来ないという問題も文化の違いではあるのですが、大ヒットの嫉妬も合いまったのかもしれませんね。
宇多田ヒカルさんは大ヒットしている歌が多くある才能あふれる歌手です。人々を惹きつける切ない歌詞や歌声、美しい日本語の歌詞は、第三の文化で育ったサードカルチャーキッズだからこそ生まれた才能なのかもしれません。
渡辺直美さん
渡辺直美さんは、台湾と日本のハーフです。幼少期を台湾で過ごし、日本で芸能界デビューした時は日本語が苦手だったとか。渡辺直美の撮る! 旅! 台湾!という本も出版されています。
日本語の分からない母親に育てられたこともあって日本語は片言
ということを告白されました。
(デビューして)最初の2、3年、ほぼしゃべってない
という事も言われてましたが、告白されるまで知りませんでした。ハーフの場合、両親の言語は話せるものと誤解されてしまうという誤解もありますが、苦労されたことがインタビューからも分かります。思い切りの良いダンスは言葉が苦手な彼女なりの自己表現だったようです。
お笑い芸人の渡辺直美さん(28)は、実は日本人と台湾人のハーフで、日本語の分からない母親に育てられたこともあって日本語は…
渡辺直美さんは、吉本興業の芸人、ドラマ出演や商品プロデュース、日本きってのフォロワー数を誇るインスタグラマーとしても活躍し、アメリカでも活躍されています。
サードカルチャーキッズには才能あふれる有名人が多い!?
このように見ていくと、サードカルチャーキッズだったからこその才能が見られる有名人が目立っていつので、「サードカルチャーキッズは独自の才能が発揮でき良い」と思ってしまいそうですが、その反面苦しさも多いでしょう。宇多田ヒカルは一時期「人間活動」として休暇されていました。渡辺直美さんも苦しんだことを告白されています。
そういえば、現在は両者とも海外で生活していますね。サードカルチャーキッズにとって日本は住みにくいのでしょうか。国際結婚や海外移住をする日本人が増え、これからどんどん増えていくであろう、サードカルチャーキッズの有名人、また「この方もサードカルチャーキッズ!」という方に気が付いたら追加していきます。
サードカルチャーキッズって何?という人は是非こちらの本をご一読下さい。海外で子育てをしたい、していた、など色々な方に気付きを与えてくれる良書です。